見つめ合っているだけ

人間は考える葦であるという言葉もあるけど、同時に人間は喋る動物でもある。犬や猫のペットでも、お喋りな方が頭がいい。ポクの家にいる猫でも一番お喋りなやつが頭がいい。言葉を喋らないペットでさえそうなのだから、まして人聞は喋って当然。黙っていても態度で分かろうとしなければいけないなんて、相手に対して失礼です。きちんとした会話が成立しないカップルは、どこかに欠陥があります。恋人同士なのだから、見つめ合っているだけで充分。もしあなたがそう思っているとしたら、かなり幼稚です。歩道に面したカフェのテーブルに向かって延々一時間以上お喋りをしているフランス人たち。彼等にはそれだけ喋ることがあります。くだらないお喋りと思われてもいいじゃないですか。本人同士が楽しければいいのだから。一方的なお喋りではなく、相手がそれに入って来られるような余地を残しておきましょう。自分のことを話しながらも、相手と共通の話題になるような内容を心がける。よく言われる大人の会話というのは、そういうものを指しているのです。「もう一度会いたい」と思わせるコツ一回目のデイトがあったからと言って、それが二回目のデイトにつながる保証はどこにもありません。二回目につなげる具体的なテクニックについては次で述べるとして、その前にもっと基本的なことに触れます。それは何かと言うと、相手の男性があなたについてもっと知りたいと思わせるような雰囲気づくりですポクが相手の女性にもう一回会いたいと思う時、ポクは彼女に期待している。彼女にはもっと何かがある。そういう期待です。実にこまかい例だけど、この女性が今日と全然違う服装をして来たらどうだろうかなどと、ポクは考えます。この女性にはもっと他にいろいろなバリエーションがあるのではないか。ワンパターンではない部分が隠されているに違いない。ちらつと会話に出たディテールからも、ポクはいろいろと想像します。彼女が喋った多くの中には、いろんな鉱脈があったのです。次の機会にはその鉱脈をもっと掘り下げてみたいとポクは思います。会話は大切だけど、相手にすべてをさらけ出す必要はない。このヒトにはもっと何かあると思わせるような喋り方をすればいい。いやらしい言い方だけど、魅力を小出しにするのです。信じられないかもしれないけど、たった一回のデイトで相手のすべてが分かってしまう場合もある。もうこれ以上会っても意味がない、と判断するケ英語のサムシングというのがあるのです。